人物評003:魚柄仁之助
魚柄仁之助さんは『知る人ぞ知る』といった人かもしれません。料理研究家の中でも派手な感じではなくシンプルで合理的にレイアウトされたキッチン、そして『干し野菜』や『発酵食品』など『昔からの知恵』を活かしている。『自然に調和するような生き方』をしている人。
ボク自身は『完全に真似する気もありません』し『するのも無理』なので『便利なアイデア』とかだけ参考にさせてもらっています。
でもボクは料理研究家としてだけでなく魚柄さんの『商売人』としての考え方にも興味があります。古道具屋さんとしての商売の方法や、いかに周囲との人間関係を作ってきたかなど・・・。
たぶん今の若者でも『こういう生活にあこがれている人』はけっこういるんじゃないかなぁ〜って思います。日本にいると質素に生活していても『国民年金・国民健康保険』などの負担はあるので、ボクのように東南アジアでなら『低収入で質素、そしてたっぷりの時間を楽しむ』って出来そうな気がします。※ただしビザ代とかはかかってくるんですけどね。