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伍流の思考

- ごりゅうのしこう -

人物評001:岡田斗司夫

REVIEW

 岡田斗司夫さんのことは以前から『知ってはいました』・・・『太ったオタクの評論家』そしてその後は『レコーディングダイエットで有名になった人』・・・でもどちらイメージも『強い印象』としては残っていなかった。おそらくボクの兄はオタクの分類に入るのだろうと思うけどボク自身はあまりそのジャンルに興味がなかったもので・・・やはり認識としては『名前は聞いたことがある』といった程度でした。

 興味を持ち出したのは『岡田斗司夫ゼミ』というのをYouTubeで見たのがキッカケでした。テレビ番組で言ったら抗議の電話が殺到しそうなことでも言えるのがネットの良い所だと再認識した。そして『興味深い生き方をしている人』だと思いました。

 


 ボクは4ヶ月ごとに日本に帰るたびに『本を読みあさる』のですが、前回の帰郷時には岡田斗司夫さんの本を何冊か読んでみました。もちろんYouTubeなどで見た内容と重複するところもあるのですが興味深く拝読しました。

 ただ評論家として『評価経済社会』を提唱しているだけでなく、自ら『FREEex』という組織をたちあげ社長になる。『社員から給料をもらって生活している』・・・というと特殊な感じはするが、実際には『自己実現するためのセミナー』とか『参加費を払う形のインターンシップ』みたいなものみたい。それを実現できるのは岡田さん自身の魅力あってのことだろうと思う。

ちなみに・・・【公式サイト:岡田斗司夫なう。

 


■FREEexについて

テレビ番組の出演料などは『無料』にしてFREEexの社員(会員)からの給料(会費)を主な収入にしているとされる。『どんな人が社員になるのだろう??』と考えた時に『個性的・情報が早い・向上心がある』といったイメージがボクには浮かんだが、岡田さん自身が『どこまで彼らの要求に答えられているのだろう??』と想像してみたら、実際に内部では『けっこう揉めたりもあるんだろうなぁ・・』と思った。こういうセミナーには運営側の思惑とは違った『高い期待をしてくる人』とかもいるだろうし『想像と違った』ということもままあるだろうから。それでも少なくとも外部から見る限りは『形になっている』のが凄いと思った。

 

 ■評価経済社会について
ボクの認識では評価経済社会とは・・・ネットで互いに評価がされていく時代。その評価が『あたかも通貨』のように経済状況や生き方に大きく影響を与えるような社会のこと。実際に2014年現在でも『ネット上の評価』というのはとても重要で『どこかのベンチャーがパクリのサイトを作っている』とか『口コミサイトが実は運営者の思惑で検索結果が歪めて表示されるようになっている』とか、いろんな情報が拡散し『評価を上げ下げしている』・・・面白くも恐ろしい時代になったと思う。

とはいえ『資本主義社会』が『評価経済社会』に取って代わるという事ではなく、新たに加わっていき共存していく仕組みだとボクは認識している。

 

■いい人戦略について
まだ具体的に読んでいない。が、ボクは『争うのは損』だと思っている。少々のことなら議論に負けようが、お金を失おうが、争いは回避したいと思うタイプ。タイトルだけ見るかぎりこの本もボクの生き方に合いそうな気がする。


■悩みのるつぼについて
悩みに答えるコーナーです。興味深いのは岡田さんが『自分の立ち位置』を意識している点。『質問の奥や背景にどんなことがあるのか?』を掘り下げて考え、その上で回答していること。この本は『自分ならどう答えるか?』を考えながらジックリと読んでみるのがいいと思います。


最後に。いろいろと参考にさせてもらっています。ありがとう岡田斗司夫さん。

評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている

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超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略 増補改訂版

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オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

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