伍流の思考

- ごりゅうのしこう -

人物評008:西村博之

ネットをよくする人で知らない人はいないのじゃないか。巨大掲示板2chを作った『ひろゆき』さんです。

この人の『頭が良さ』は有名なのですが中でも『常識にとらわれない自由な発想』と『論理的で普通の人にも分かりやすく話せる』って部分が支持されているのだと思います。ネットでも『論破』って言葉が名前と一緒に検索させるくらい議論は強いのですが僕としては『議論モードの時(G)』より『まったりと話をしている時(M)』の方が好きですね。

(M)の時は無理に相手をやり込める必要がないので『へぇ~そうなんだ』といった風に流すこともあるし『敵を作らずに話ができる人』だと思います。ただし1人でネット住民のメッセージと対話している時は『割に適当な事(詭弁)を言って素人を納得させて遊んでいる』フシもあるように思う。



『頭が凄く良い人』っていうのは往々にして世間をバカにしがちで、強さを誇示し相手を言い負かせてしまいがちなのですが、僕が見る限り博之さんは昔より丸くなったように思います。例えるなら『論理で勝っても嫌われる』のは損だと経験から学んだように思います。『オンナは苦手』っていうのはそのひとつの現れかと。

それとそれなりにお金持ちになってから長いと思うので『儲けへの固執(A)』も減ってきているような気がします。会社を経営したりしていると(A)は必要なことなのですが、騙されたり揉めたりする経験から『揉めるなら少しくらいお金を失ってでも退いた方が得』といった損得勘定が生まれやすいのかなって気がします。

『金持ちケンカせず』みたいな感じ。



彼の頭の良さや裕福さは知名度など僕と比べものになりませんが、価値観としては近いモノも感じています。例えば『金銭感覚と幸福について』・・・僕もあまり使わなくても平気なタイプです。お金持ちになって高級車に乗りたいとも思いませんしお金で幸せは買えないと思います(幸せであるかはお金以外の要素が大きいという意味)


知的好奇心が強い部分から海外で旅をするのが好きって点も似ている。彼に聞いたワケじゃないが『大学での寮生活が割と好き』って言ってたことを考えると『(ホテルもいいが)ゲストハウスで他の旅人と話すのも好き』なんじゃないかな??って思う。


堀江貴文さんとの対談も面白い。天才的な2人。でもタイプの違い考え方の違いがみれる。もっと色んな人と対談して欲しい。博之さん自身は『自らこの人と対談すれば番組が面白い』といったことを積極的にするタイプではないと思うので、周囲がアレンジしてくれないかなぁ〜って思う。

大前研一さんとか苫米地英人さんとか違った天才タイプとの対談が見てみたい。それもテレビでは本音が言いにくいと思うからネット番組の方がベター。酒でも飲みながらまったり話しているだけでも『そこに気づきがあったりする』・・・番組が成立する凄い資質だと思う。


 

 

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」

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オンナは苦手。

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