人物評006:成毛眞
成毛眞さんのイメージは『大人げない大人』・・・これは著書の1冊から来るイメージだが、自分のスタイルを大切にする人で『著書にも尖った意見が多い』・・・実は『その尖った所』とか『偏った考え方』は読む人に『新鮮な刺激を与えてくれる』・・・そしてそれを実生活に取り入れるかどうかは『読み手の自由』なのですから・・・。
以下に気になった点など・・。
*気になった1:アマゾンの書評で更に面白く。
『本は10冊同時に読め!』において『読書の大切さ』についてはボクも同意見で楽しく拝読した。この本を更に面白くしてくれるのが『アマゾンの書評』だろうと思う。この本を読むタイプの人(読書家)がアレコレと異論をはさんだりしている。けっこうその書評が参考になったりするので2倍たのしめると思います。
*気になった2:確かに英語が不要な人も多い。
ボクはマニラに住んでいるので『英語が上達することの実利は大きい』が、海外や仕事と直接関係ない人にとっては『費用対効果はよくない』のは事実だと思う。例えば英語学習者に"フィリピン留学"が人気だが、それとて『3ヶ月でグッと上達した!』といっても『やはり3ヶ月で完結できる』というほど英語は簡単じゃない。日常に取り入れるとかして数年かけて習得していく感じのものだと思う。一方で『何ごとも経験』だと思うが、どうせ英語をするなら『明確な目的意識が欲しい』ところだと思う。成毛さんがたびたび言っているように『資格』も『英語』も人によっては『勉強してても無駄』ということがかなりあるのだろうと思う。
それにしても昨今は10年前と比べて『圧倒的に良い本に巡りあいやすくなっている』と思う。いろんな人の書評が見られネットで簡単に手に入る。いい時代だと思う。その一方で『簡単にネットで情報をつまみ食いして満足している人達』もかなりいるように思う。ネットにも良い情報はおちているが、書籍の方がコストがかかる分だけふるいにかけられていて、プロの編集者を手を経て世に送り出されるので『完成度が高いことが多い』と思う。自分の感性にあった本を『少しずつ読んで、立ち止まって考えて、また読み進める』そういうのボクは大切だと思いますね。
P.S. 成毛眞さんは現在書評サイト[ HONZ ] の代表をしているようです。
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
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